北の街にて : ある歴史家の原点
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北の街にて : ある歴史家の原点
(MC新書, 005)
洋泉社, 2006.8
- タイトル読み
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キタ ノ マチ ニテ : アル レキシカ ノ ゲンテン
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注記
講談社 1995年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
多くの読者を魅了し続ける著者の学問研究の原点には、小樽での研究と思索、留学先だったドイツ生活、そして西順蔵氏との出会いと別れがあった。12年にわたる北の街での生活から、代表作『ハーメルンの笛吹き男』が生まれ、「自分の内面に深く関わる課題が学問の出発点」と語る著者の研究姿勢も生み出された。その後、著者は、世間、個人、差別と賎視などのテーマを日本の諸問題として捉え、多くの著作を通じて世に問う。本書は、その原点を、著者自らが吐露した名著である。
目次
- 北の街へ
- 小樽の四季
- ヨーロッパ中世遠望
- 人倫の厄
- 寮問題から学園闘争へ
- 鐘の音に聞くヨーロッパ
- ヨーロッパと日本
- 笛吹き男との出会い
- ゲッティンゲンの人々
- 編集者たち
- 差別と賤視
- 旅の記憶
- 「世間」の構造
- 日本における「個」のあり方
- 学ぶということ
- 遍歴学生の世界
- 北の街との別れ
- 西さんとの別れ
「BOOKデータベース」 より