現代日本文明論 : 神を呑み込んだカミガミの物語(はなし)

書誌事項

現代日本文明論 : 神を呑み込んだカミガミの物語(はなし)

上野景文著

(RBA新書)

第三企画 , 創英社/三省堂書店 (発売), 2006.8

タイトル別名

現代日本文明論 : 神を呑み込んだカミガミの物語

タイトル読み

ゲンダイ ニホン ブンメイ ロン : カミ オ ノミコンダ カミガミ ノ ハナシ

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内容説明・目次

内容説明

西洋の一神教的世界観に対峙せざるを得ない日本、この日本の本質とは?第一の視点はアニミズム的メンタリティ、第二の視点は文明の二重性、これらを軸に日本文明の特色を浮かび上がらせ、国際社会での日本の文明的位置づけを明示する。豊富な在外体験をベースに、欧米だけでなく、中南米、アジアをも視野に入れたスケールの大きな文明観を提示している著者が、日本の真髄を解き明かす。

目次

  • 序章 問題意識—日本文明を紐解く二つの視点
  • 第1章 視点一—アニミズム的メンタリティを軸に日本文明を語る(アニミズム世界の探訪—グァテマラでの体験;一神教的世界との遭遇—ニューヨークでの体験;台湾問題、靖国問題を通して見る中国政府の一神教的メンタリティ;アニミズム型(相対主義)vs一神教型(非相対主義);「多原理」志向の文明・日本;「一神教」は「多神教」を嫌悪する;「一神教」による「多神教」たたき—どうかわすのがよいか;エピローグ—レビィ・ストロース博士に聞く;「索引文化」を通して見たアニミズム型発想と一神教型発想)
  • 第2章 視点二—「文明の二重性」を軸に日本文明を語る(二つの文明を「混合」することの難しさ;極端な事例一—「西洋」を拒否するマヤの人たち;極端な事例二—「先住民文化」を排除した豪州の「西洋文明」;中間的な事例—「ローカル文明(L)」と「西洋文明(W)」のせめぎ合い;LとWの「せめぎ合い」を軸に日本の近代化プロセスを振り返る;依然多数の国が苦労している二つの文明の「突き合わせ」;西洋文明(W)の「変種」の出現;「二重性」を苦手とする中国)
  • 第3章 まとめ—他文明との「距離感」

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78631218
  • ISBN
    • 4902281015
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    191p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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