天下城
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書誌事項
天下城
(新潮文庫, さ-24-9,
新潮社, 2006.10
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テンカジョウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101223193
内容説明
我らの頼り、志賀城が落ちた。信濃での平穏な暮らしは武田軍に踏みにじられた—。その日こそが、戸波市郎太の原点となった。若者は軍師の弟子となり、戦国乱世に遍歴を続けた。だが師の逝去により、その道を絶たれてしまう。運命は、彼を名高き近江の石積み、穴太衆のもとへ導いたのだった。鍛えあげた戦略眼と最高峰の技術を受け継いだ男は、やがて、日本一の城造りとなる。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101223209
内容説明
戦国武将たちは、自城の守りを固めるため、城造り・戸波市郎太の力を求めた—。織田信長の再三の要請を受け、市郎太は覇王の言う「天下城」を造ることを約束する。その機会が訪れる前にも多聞山城や合戦前の長篠城を手がけ、技術を磨いた。乱世を平定した信長は、近江に城を築くことを決めた。伝説となった安土城の栄枯盛衰。そして数奇な運命を生きた鬼才の生涯も幕を閉じる。
「BOOKデータベース」 より