どちらでもいい
著者
書誌事項
どちらでもいい
早川書房, 2006.9
- タイトル別名
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C'est égal
- タイトル読み
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ドチラデモ イイ
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収録内容
- 斧
- 北部行きの列車
- 我が家
- 運河
- ある労働者の死
- もう食べたいと思わない
- 先生方
- 作家
- 子供
- 家
- わが妹リーヌ、わが兄ラノエ
- どちらでもいい
- 郵便受け
- 間違い電話
- 田園
- 街路
- 運命の輪
- 夜盗
- 母親
- ホームディナー
- 復讐
- ある町のこと
- 製品の売れ行き
- 私は思う
- わたしの父
内容説明・目次
内容説明
夫が死に至るまでの、信じられないような顛末を語る妻の姿が滑稽な「斧」。廃駅にて、もはや来ることのない列車を待ち続ける老人の物語「北部行きの列車」。まだ見ぬ家族から、初めて手紙をもらった孤児の落胆を描く「郵便受け」。見知らぬ女と会う約束をした男が待ち合わせ場所で経験する悲劇「間違い電話」。さらには、まるで著者自身の無関心を表わすかのような表題作「どちらでもいい」など、アゴタ・クリストフが長年にわたって書きためた全25篇を収録。祖国を離れ、“敵語”で物語を紡ぐ著者の喪失と絶望が色濃く刻まれた異色の短篇集。
「BOOKデータベース」 より