小説家仇甫氏の一日 : ほか十三編 : 短編小説集
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書誌事項
小説家仇甫氏の一日 : ほか十三編 : 短編小説集
（朝鮮近代文学選集, 3）
平凡社, 2006.9
- タイトル読み
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ショウセツカ クボ シ ノ イチニチ : ホカ ジュウサンペン : タンペン ショウセツシュウ
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注記
参考図書: p364
収録内容
- 逼迫 / 玄相允 [著] ; 布袋敏博訳
- おばあさんの死 / 玄鎮健 [著] ; 白川豊訳
- 雇い人の子 / 羅稲香 [著] ; 芹川哲世訳
- 増えゆく群れ / 宋東兩 [著] ; 布袋敏博訳
- 毛布 / 崔曙海 [著] ; 熊木勉訳
- 低気圧 / 趙明煕 [著] ; 布袋敏博訳
- 都市と幽霊 / 李孝石 [著] ; 波田野節子訳
- 流された村 / 厳興燮 [著] ; 熊木勉訳
- 小説家仇甫氏の一日 / 朴泰遠 [著] ; 山田佳子訳
- 洪水前後 / 朴花城 [著] ; 山田佳子訳
- 山里 / 金裕貞 [著] ; 白川春子訳
- 閔甫の生活表 / 李北鳴 [著] ; 熊木勉訳
- 計算書 / 李善煕 [著] ; 山田佳子訳
- 凶家 / 崔貞煕 [著] ; 山田佳子訳
内容説明・目次
内容説明
若き小説家（事実上、無職のインテリ青年）が、自宅を出てソウルの街をぶらつく。その半日の徘徊で出会った人と風景を、Ｊ・ジョイスの「意識の流れ」の手法を使いながら技巧的な文体で綴る『小説家仇甫氏の一日』。植民地都市における青年の鬱屈と倦怠を描いた朴泰遠の表題作をはじめ、抵抗と屈従、憤怒と悲哀、参加と韜晦といった錯綜する思想と感情が交差する植民地支配下の近代朝鮮の多面的な表象空間を描き出し、朝鮮文学のイメージを塗りかえる新しい短編小説集。
「BOOKデータベース」 より