漱石先生がやって来た
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書誌事項
漱石先生がやって来た
(人物文庫)
学陽書房, 2000.10
- タイトル読み
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ソウセキ センセイ ガ ヤッテキタ
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内容説明・目次
内容説明
教師稼業の傍ら、小説を書き出した漱石先生。東大教授への道か、文豪への道か…。二足の草鞋で悩める主人を夏目家に居ついた黒猫半兵衛はどう見ていたのか?『吾輩は猫である』の舞台裏と文豪誕生の真相を描く表題作に、歴史探偵の推理が光るエッセイ「千駄木町の漱石先生」、嵐山光三郎氏との語りおろし巻末対談を併録する。
目次
- 漱石先生がやって来た(明治三十八年一月一日—はじめて書いた小説が大好評で、主人のご機嫌すこぶるよろしき事;明治三十八年四月十七日—大学で「ハムレット」を講じ、おのれとシェイクスピアを比する事;明治三十八年五月二十九日—日本海海戦の大勝利の報をよそにひたすら執筆に熱中する事;明治三十八年七月十六日—主人の文名ますます揚り「文学の旗手たらん」と気焔を吹きまくる事 ほか)
- 千駄木町の漱石先生(家賃十五円の家;スキヤキ責め;下町風の食い意地;絵葉書の一句 ほか)
「BOOKデータベース」 より