書誌事項

須賀敦子全集

須賀敦子著

(河出文庫)

河出書房新社, 2006.10-2018.8

  • 第1巻
  • 第2巻
  • 第3巻
  • 第4巻
  • 第5巻
  • 第6巻
  • 第7巻
  • 第8巻
  • 別巻 対談・鼎談篇

タイトル読み

スガ アツコ ゼンシュウ

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注記

年譜 / 松山巖 [作成]: 第8巻, p[409]-612

収録内容

  • 第1巻: ミラノ霧の風景
  • コルシア書店の仲間たち
  • 旅のあいまに
  • 第2巻: ヴェネツィアの宿
  • トリエステの坂道
  • エッセイ/1957~1992
  • 第3巻: ユルスナールの靴
  • 時のかけらたち
  • 地図のない道
  • エッセイ/1993〜1996
  • 第4巻: 遠い朝の本たち
  • 本に読まれて
  • 第5巻: イタリアの詩人たち
  • ウンベルト・サバ詩集 (翻訳)
  • ミケランジェロの詩と手紙 (翻訳)
  • 歌曲のためのナポリ詩集17世紀~19世紀 (翻訳)
  • 第6巻: イタリア文学論
  • 翻訳書あとがき
  • 第7巻: どんぐりのたわごと
  • 日記 : 1971年1月16日~7月22日
  • 第8巻: 書簡
  • 「聖心 (みこころ) の使徒」所収エッセイほか
  • 荒野の師父らのことば(抄) / ジョバンニ・ヴァンヌッチ編 ; 須賀敦子訳
  • ノート・未定稿「アルザスの曲がりくねった道」

内容説明・目次

巻冊次

別巻 対談・鼎談篇 ISBN 9784309416250

内容説明

生来の話し上手が創り出す、愉しいおしゃべりのひととき。没後二十年、待望の文庫化。文学について、人生について、イタリアのこと、夫のこと…会う人を惹きつけてやまなかった須賀敦子の語りを満載。

目次

  • 対談・鼎談1(西欧的なるものをめぐって/辻邦生;豊富な知識が本の楽しさを倍加する/向井敏;ゆらめく伝統の陰翳/アラン・コルノー;女の遊び/大竹昭子;歴史的都心を豊かに育むイタリア/陣内秀信 ほか)
  • 対談・鼎談2—机の本ベッドの本(『バスラーの白い空から』佐野英二郎著/菅野昭正;『日本橋魚河岸と文化学院の思い出』金窪キミ著/菅野昭正;『氷上旅日記』ヴェルナー・ヘルツォーク著/三浦雅士;『アッシジ』エリオ・チオル写真集/三浦雅士;『犬婿入り』多和田葉子著/三浦雅士 ほか)
巻冊次

第1巻 ISBN 9784309420516

内容説明

『ミラノ 霧の風景』—須賀文学の魅力が凝縮した、不滅のデビュー作。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。『コルシア書店の仲間たち』—60年代ミラノの小さな共同体に集う人々の、希望と熱情の物語。『旅のあいまに』—単行本未収録の連作エッセイ12篇。深いまなざしで綴られるさまざまな出会い。

目次

  • ミラノ 霧の風景(遠い霧の匂い;チェデルナのミラノ、私のミラノ;プロシュッティ先生のパスコリ ほか)
  • コルシア書店の仲間たち(入口のそばの椅子;銀の夜;街 ほか)
  • 旅のあいまに(マリ・ルイーズ Marie Louise;ヴァレリー Valerie;インセン In‐seng ほか)
巻冊次

第2巻 ISBN 9784309420523

内容説明

「ヴェネツィアの宿」—はじめてつづられる少女期の記憶。孤独な留学時代と、遠い日の父の思い出。「トリエステの坂道」—夫が愛したサバ。サバが愛したトリエステ。鮮やかによみがえる懐かしい人々の肖像。「エッセイ/1957〜1992」—イタリアで暮らしはじめた頃など、二十歳代からのエッセイ24本を収録。
巻冊次

第3巻 ISBN 9784309420530

内容説明

二〇世紀フランスを代表する作家と自らを重ね合わせながら紡ぐ魂の二重奏。ヨーロッパの建築や美術をめぐる思索の軌跡、出会った人々の思い出。「なによりもまず私をなぐさめてくれる島」として須賀が愛したヴェネツィアの記憶。画期的論考「古いハスのタネ」他18篇。

目次

  • ユルスナールの靴(フランドルの海;一九二九年 ほか)
  • 時のかけらたち(リヴィアの夢—パンテオン;ヴェネツィアの悲しみ ほか)
  • 地図のない道(地図のない道;ザッテレの河岸で)
  • エッセイ/1993〜1996(塩一トンの読書;七年目のチーズ;屋根裏部屋と地下の部屋で;白い本棚;ピノッキオたち;太陽を追った正月;となり町の山車のように;マドモアゼル・ヴェ;リペッタ通りの名もない牛乳屋;大洗濯の日;思い出せなかった話;街路樹の下のキオスク;ヤマモトさんの送別会;古いハスのタネ;なんともちぐはぐな贈り物;クロスワード・パズルでねむれない;古いイタリアの料理書;ユルスナールの小さな白い家)
巻冊次

第4巻 ISBN 9784309420547

内容説明

人生のいくつかの場面で、私を支えてくれた、書物というかけがえのない友人たち。「遠い朝の本たち」—幼年期からの読書体験をたどり、自己形成の原風景を描く。「本に読まれて」—当代無比の読書家であった著者の書評を集大成。「書評・映画評」—書物や映画にまつわるエッセイ33篇。

目次

  • 遠い朝の本たち(しげちゃんの昇天;父ゆずり;ベッドの中のベストセラー ほか)
  • 本に読まれて(書評から;好きな本たち;読書日記)
  • 書評・映画評ほか(作品のなかの「ものがたり」と「小説」 谷崎潤一郎『細雪』;『インド夜想曲』と分身 複数の国語を往来する作家の苦痛と不安;3つの地球的感性の交錯 ほか)
巻冊次

第5巻 ISBN 9784309420554

内容説明

詩への愛こそ須賀文学の核心だった。亡夫への思いをこめて訳したサバ詩集をはじめ、詩を読む喜びに満ちたアンソロジー。

目次

  • イタリアの詩人たち(ウンベルト・サバ;ジュゼッペ・ウンガレッティ;エウジェニオ・モンターレ ほか)
  • ウンベルト・サバ詩集(翻訳)(『若い頃の詩』より;『家と田園と』より;『トリエステとひとりの女』より ほか)
  • ミケランジェロの詩と手紙(翻訳)
  • 歌曲のためのナポリ詩集 十七世紀〜十九世紀(翻訳)
巻冊次

第6巻 ISBN 9784309420561

内容説明

「イタリア文学論」ギンズブルグ、サバ、ウンガレッティ、そしてダンテなど、愛した作家や詩人たちの作品論を収録。イタリア文学への望みうる最良のガイド。「翻訳書あとがき」親しみ訳した作家たちの肖像、その魅力の核心が生き生きと紹介されている。

目次

  • イタリア文学論(ナタリア・ギンズブルグ論;イタリア中世詩論;イタリア現代詩論;文学史をめぐって)
  • 翻訳書あとがき(『ある家族の会話』訳者あとがき;『ある家族の会話』新装版にあたって;『マンゾーニ家の人々』訳者あとがき;『モンテ・フェルモの丘の家』訳者あとがき ほか)
巻冊次

第7巻 ISBN 9784309420578

内容説明

「どんぐりのたわごと」—ローマ留学時代、たった一人で原稿執筆から製作まで手がけ、日本に送りつづけたミニコミ誌を全号収録。名作「こうちゃん」をはじめ、サバやジオノの翻訳など、須賀の創作の原点が収められている。「日記」—夫の突然の死から四年。孤独と向き合い、ミラノに別れを告げるまでの日々を克明につづった貴重な記録。

目次

  • どんぐりのたわごと
  • 日記—1971年1月16日〜7月22日
巻冊次

第8巻 ISBN 9784309420585

内容説明

留学生活や新婚生活を生き生きと伝える書簡、遺された小説草稿、詳細な年譜など、希有な人生の軌跡を辿る貴重な資料満載。

目次

  • 書簡(一九五九年 父・豊治郎、母・万寿宛;一九六二年 父・豊治郎、母・万寿ほか宛 ほか)
  • 「聖心の使徒」所収エッセイほか(シエナの聖女—聖カタリナ伝;アッシジでのこと ほか)
  • 荒野の師父らのことば—(抄)ジョヴァンニ・ヴァンヌッチ編・須賀敦子訳(師父らの完徳について;静寂あるいは心の平和について ほか)
  • ノート・未定稿「アルザスの曲りくねった道」(ノート「アルザスの曲りくねった道」;未定稿「アルザスの曲りくねった道」)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78845696
  • ISBN
    • 9784309420516
    • 9784309420523
    • 9784309420530
    • 9784309420547
    • 9784309420554
    • 9784309420561
    • 9784309420578
    • 9784309420585
    • 9784309416250
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    9冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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