冬の水練
著者
書誌事項
冬の水練
(文春文庫, [な-26-14])
文藝春秋, 2006.10
- タイトル読み
-
フユ ノ スイレン
大学図書館所蔵 件 / 全8件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
物置にあったラケットと古い電気スタンドから呼び覚まされる記憶、患者のおばあさんが持ってきたインゲンを前に診察室ではずむ胡麻和えのコツ…。心身の平穏に勝る人生の目標はもうない。いまは、うつ病にからめとられながらも、自裁せずに生き続けた自分をそれだけで肯定したいのだ。静かなる希望が湧いてくるエッセイ集。
目次
- トラのいる十二年
- 社長道中記
- 物置における追憶
- 麻雀
- 医局の孤独
- リアルな料理
- 集団生活
- 最後の仕事
- 上京
- 猫に小判
- トイレの漫画
- 臨床講義
- とても小さな旅
- 医者の言葉
- 森と湖
- やめる
- 医者への謝礼をめぐる鼎談
- けつの穴
- 七人の侍
- 好きなもの
- 太宰治の顔
- 波の音に沿って
- 浜辺の徘徊
- よい医者
- 冬の水練
「BOOKデータベース」 より