ダライ・ラマとパンチェン・ラマ
著者
書誌事項
ダライ・ラマとパンチェン・ラマ
ランダムハウス講談社, 2006.9
- タイトル別名
-
The search for the Panchen Lama
- タイトル読み
-
ダライ ラマ ト パンチェン ラマ
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注記
「高僧の生まれ変わりチベットの少年」(世界文化社 2001年9月刊)を加筆・修正したもの
原タイトル:The search for the Panchen Lama
参考文献: p451-454
年表: p456-461
内容説明・目次
内容説明
ことのはじまりはパンチェン・ラマ十世が50歳の若さで急死したことにあった。転生ラマをめぐり、中国とチベット亡命政府のかけひきの中、95年5月半ば、突如ダライ・ラマはパンチェン・ラマ十一世を発表。その生まれ変わりとされる6歳の少年は、両親、兄弟とともに中国公安に連れ去られ、消息を絶った。転生者探しの顛末は?中国とチベットの関係は?本書は英国人ジャーナリストの著者が、綿密な取材力で克明に描いたノンフィクション作品である。
目次
- 探索の始まり
- ダライ・ラマ政権の誕生
- 転生ラマ制度とは
- パンチェン・ラマの登場
- 二大ラマの対立
- パンチェン・ラマ九世、十四年間の彷徨
- 十世選出をめぐる思惑
- 国民党から共産党へ
- ダライ・ラマ十四世の亡命
- 党の心臓をねらう「毒矢」
- 九年八か月の独房生活
- パンチェン・ラマの妻
- 突然の死
- 転生者探しの開始
- それぞれの思惑、微妙な綱引き
- ヒマラヤを越える候補者リスト
- 最悪の結末
- タシルンポ僧院、制圧される
- 二人の少年の運命
- 世界で最も幼い政治囚
「BOOKデータベース」 より