むかし卓袱台があったころ
著者
書誌事項
むかし卓袱台があったころ
(ちくま文庫, [く-6-2])
筑摩書房, 2006.11
- タイトル別名
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家の匂い町の音 : むかし卓袱台があったころ
- タイトル読み
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ムカシ チャブダイ ガ アッタ コロ
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注記
「家の匂い町の音 : むかし卓袱台があったころ」(主婦の友社 2001年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
かつての人気テレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」では、卓袱台がもうひとつの主人公だ。食事どきや、団欒に卓袱台を囲み、ワイワイ、ガヤガヤ話し合った。卓袱台は、家族の歴史を知り尽くしている。あのころ確かにあった、家族たちのお互いへの思いや、近隣の人たちとの連帯は、いったいどこへ行ってしまったのか。大切なものの行方を探し、遠い日の記憶の中に佇む。敬愛する山本夏彦氏に依頼され「室内」に連載した随筆からは、真摯で繊細で照れ性な作家の姿が垣間見える。
目次
- 1(願わくば畳の上で;むかし電話がなかったころ;私はいったい誰でしょう ほか)
- 2(幻景二題;大礼服を着てみた話;ある秋の一日… ほか)
- 3(地図の話;日記を書いた日;瓶の中の悦楽 ほか)
「BOOKデータベース」 より