水滸伝と日本人
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水滸伝と日本人
(ちくま文庫, [た-37-4])
筑摩書房, 2006.11
- タイトル読み
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スイコデン ト ニホンジン
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注記
日本における『水滸伝』関係年表:p[419]-440
内容説明・目次
内容説明
ありとあらゆる中国の小説のなかで、最も人気のある『水滸伝』—この大長篇が日本にやってきたのはいつなのだろうか。九紋龍の史進、虎退治の武松、怪僧魯智深ら梁山泊百八人の英雄豪傑による獅子奮迅の大活劇だ。面白い話が大好物の日本人の嗜好になじまないわけがない。はじめて眼にした『水滸伝』を江戸人はどう楽しみ、どう消化吸収したか。江戸から昭和まで三百年の面白がりようの歴史を追いかけた痛快な一冊!第5回大衆文学研究賞受賞。
目次
- 第1部 江戸時代(川柳水滸伝;『水滸伝』がやってきた;唐話学習の流行;四つの段階—原書、和刻、翻訳、翻案;岡島冠山と和刻本『忠義水滸伝』 ほか)
- 第2部 明治以後(芥川龍之介と『水滸伝』;明治の『水滸伝』概況;旧訳の再刊;明治期の注釈と研究;『めざまし草』の共同研究 ほか)
「BOOKデータベース」 より