魂の森を行け : 3000万本の木を植えた男
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書誌事項
魂の森を行け : 3000万本の木を植えた男
(新潮文庫, い-51-2)
新潮社, 2006.11
- タイトル読み
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タマシイ ノ モリ オ ユケ : 3000マンボン ノ キ オ ウエタ オトコ
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注記
参考文献: p[244]
内容説明・目次
内容説明
生き物は嗅いで、なめて、触って調べろ。過酷な地質調査で自らを鍛えた若き日のドイツ留学で、「潜在自然植生」に基づく森林再生術を習得した植物生態学者・宮脇昭。78歳のいまも効率優先の植林が引き起こす、地球規模の森林崩壊をくい止めるため、植樹指導に奔走する。いのちを守る鎮守の森を取り戻すべく、ゆるぎない信念で前進する男の破格な人生を描く傑作ノンフィクション。
目次
- プロローグ 魂の森をつくる男—混ぜる、混ぜる、混ぜる。好きなやつだけ集めない
- 1章 雑草をめぐる旅—神は貧しき者にも、王様にも同じように24時間365日を与えている
- 2章 本場ドイツへの留学—目で見、匂いを嗅ぎ、なめて、触って調べろ
- 3章 学会への挑戦—人間が本当の英知を持っているなら、その欲望の極限より少し手前でおしとどめるべきである
- 4章 森づくりの萌芽—本だけに頼るな、研究室でどうこう考えるな、まずは現場に行け
- 5章 『日本植生誌』への挑戦—何百年も何千年もその土地の人々と生きてきた土地本来の森が一番大事なのではないか
- 6章 「ふるさとの森」再生—死んだ材料は時間とともにダメになる
- 7章 阪神・淡路大震災と「鎮守の森」—都市の周りの森林を破壊したとき、その文明は破滅させられ、その周りは砂漠化していく
- 8章 神宮の森を歩く—過去も夢、未来も夢、いまこの瞬間生きていることだけは事実
- 9章 ボルネオ 熱帯雨林の再生—環境問題はひとつのことでは解決しない。みんなが少しずつ我慢する、それしかない
- エピローグ 新たな情熱と狂気—本気になってできないことはない。本気で登れ
「BOOKデータベース」 より