「世界」とはいやなものである : 東アジア現代史の旅
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「世界」とはいやなものである : 東アジア現代史の旅
(集英社文庫, せ3-4)
集英社, 2006.10
- タイトル読み
-
セカイ トワ イヤ ナ モノ デ アル : ヒガシアジア ゲンダイシ ノ タビ
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内容説明・目次
内容説明
東アジアは日本をより深く知るための反射板になる—。韓国、北朝鮮、極東ロシア、ベトナム、そして巨大で多様な中国。職業的観察者たる著者が歩き、見つめた二十世紀末から二十一世紀にかけての東アジアの大地。そこに息づく社会と人々、そして積み重なる歴史。冷戦は終結し、ソ連は消滅し、9・11があり、いまも世界は変わり続けている。明晰な視点でわれらの時代を語る、傑作紀行文集。
目次
- 1 清潔な退廃—二十一世紀的世界と日本(「世界」とはいやなものである;二十一世紀はいつはじまったか ほか)
- 2 中華世界周辺紀行(珠江遡行;内モンゴル大草原の牧民たち ほか)
- 3 コリア的現実(日本からの冷えた風;在日コリアンと日本の「責任」 ほか)
- 4 カルト国家をめぐって—北朝鮮という病(信仰する阿Qたち;毛沢東になりたかった金日成 ほか)
「BOOKデータベース」 より