山本勘助とは何者か : 信玄に重用された理由
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書誌事項
山本勘助とは何者か : 信玄に重用された理由
(祥伝社新書, 054)
祥伝社, 2006.11
- タイトル読み
-
ヤマモト カンスケ トワ ナニモノ カ : シンゲン ニ チョウヨウ サレタ リユウ
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注記
勘助年表: p248-250
参考文献: p255-256
内容説明・目次
内容説明
山本勘助は戦国時代のヒーローとして根強い人気がある。川中島の合戦で壮絶な討ち死にをしたとされてから、数えて四五〇年近くがたった。その間、勘助はさまざまに語られ、歴史学界では一時「勘助架空説」が定説とされた。それはなぜか?勘助の生と死が虚実入り乱れて語られ「勘助伝説」が一人歩きしてしまったせいであろう。軍師、忍び、武田軍団の足軽大将?それとも、名もなき一兵卒だったのか。川中島合戦の折の「啄木鳥作戦」は本当に勘助が立案した作戦であったのか。興味は尽きないが、ただはっきりしているのは「山本勘助は確かに実在した」ということである。本書は、この事実に基づき、今、新たに勘助の実像を解き明かす。
目次
- 第1章 実在した勘助
- 第2章 『甲陽軍鑑』の謎
- 第3章 異説・四国に生まれた勘助
- 第4章 「勘助伝説」その虚実
- 第5章 激動の生涯
- 第6章 庶民が愛した勘助像
「BOOKデータベース」 より