危険な匂いのする男
著者
書誌事項
危険な匂いのする男
(扶桑社ミステリー)
扶桑社, 2002.10
- タイトル別名
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After eli.
- タイトル読み
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キケンナ ニオイ ノ スル オトコ
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内容説明・目次
内容説明
1939年、アパラチア山脈の小さな町イェール。貧しい白人が住むアメリカの陸の孤島とでも呼ぶべきその町に、アイルランド人の旅役者マイケルがふらりと現れた。そこで隠し金の話を耳にしたこの男は、持ち前の話術と詐術で住民たちにつぎつぎ取入っていった。そして隠し金の在りかを知っていると噂される女三人の家に寄宿するようになるが…。呪術、伝説、歪んだ信仰、暴力といった南部ゴシック風のモチーフをふんだんに盛りこみ、著者のストーリーテラーぶりが存分に発揮された異色作。
「BOOKデータベース」 より