縄文のメドゥーサ : 土器図像と神話文脈

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縄文のメドゥーサ : 土器図像と神話文脈

田中基著

現代書館, 2006.11

タイトル読み

ジョウモン ノ メドゥーサ : ドキ ズゾウ ト シンワ ブンミャク

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注記

参考文献: 節末

内容説明・目次

内容説明

八ヶ岳山麓の縄文中期の土器図像を神話文脈に変換する作業の中から、縄文図像、『古事記』、中世諏訪祭政体を通底して日本列島に強靱に持続する野生の神話思考を発掘する。

目次

  • 第1章 土器図像と神話文脈(メドゥーサ型ランプと世界変換—曽利29号住居跡の香炉形土器;炎の中のむさぼる死神—穴場18号住居跡の香炉形土器;呼吸する縄文家屋—母胎としての家;縄文人と体液—哭きいさちることと月神話 ほか)
  • 第2章 古諏訪祭政体の力動的コスモロジー(呪術の春—風の精霊と太陽光線;穴巣始と外来魂—古諏訪祭政体の冬季地下蛇体祭祀;山中謝肉祭へ—古諏訪祭政体の秋庵御狩神事;幼童・野獣王の冥界下降と大地涌出 ほか)
  • 第3章 “山人論”“まれびと論”“異人論”をめぐる柳田國男・折口信夫・岡正雄の葛藤劇(異人論のふたり—岡正雄と折口信夫の邂逅)

「BOOKデータベース」 より

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