蓬萊橋にて
著者
書誌事項
蓬萊橋にて
祥伝社, 2000.12
- タイトル別名
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蓬萊橋にて : 時代小説
- タイトル読み
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ホウライバシ ニテ
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収録内容
- 反逆児
- 深情け
- 雲助の恋
- 旅役者
- 瞽女の顔
- はぐれ者指南
- 白粉彫り
- 蓬萊橋にて
内容説明・目次
内容説明
「ここが安住の地となりますように」維新から十一年。波瀾の半生を送ってきたいわに、平穏な暮らしが訪れようとしていた。旧幕臣の夫・今井信郎はかつて京都見廻組に属し凄腕を揮った剣客。その後、戊辰戦争などを転戦し、前年には西南戦争に参戦、ようやく激動に終止符が打たれたのだ。だが、東海道金谷宿に隣接する村に腰を落ち着けた二人の前に、不審な女が現われた。厩の陰からいわを見つめる影。様々な遺恨を背負った夫に向けられた刺客か?いわの心配をよそに、無関心を装う信郎。やがて、女の身許が判明した。女は、維新前夜、信郎に暗殺された幕末の雄、坂本龍馬の妻・お龍だった…。(表題作より)江戸期を生きた女たちの哀切と情念。注目の著者が、東海道を舞台に数奇な人生を活写した、美しくも儚い珠玉の時代小説集。
「BOOKデータベース」 より