人間像の発明
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人間像の発明
ドメス出版, 2006.10
- タイトル読み
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ニンゲンゾウ ノ ハツメイ
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文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
人間とは何か—すでに克服され打ち捨てられたかにみえる問いは、私たちを決して解放していない。社会のなかで絶えず変成し、より複雑化する人間像—。気鋭の研究者たちが9つのテーマから、人びとの思考と実践の奥底に潜む人間像を探り、その「発明」の力学を追究する。
目次
- 第1章 怯える人間—他者憎悪の暴力とアイデンティティの不安
- 第2章 健康な人間—衛生的配慮と予防のユートピア
- 第3章 怖れられる人間—谷崎潤一郎と不良少年の近代
- 第4章 理解されたい人間—「心の理論」の進化と発達
- 第5章 着飾りたい人間—ファッションをめぐる欲望とは
- 第6章 分類される人間—都市再生の様相から
- 第7章 開発される人間—第三世界の現場から
- 第8章 取り残された人間—中国残留孤児にみる批判的国民主義と脱国民国家化
- 第9章 支えあう人間—自律的関係形成に向けた実践的研究の試み
「BOOKデータベース」 より