「人民中国」の終焉 : 共産党を呑みこむ「新富人」の台頭
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書誌事項
「人民中国」の終焉 : 共産党を呑みこむ「新富人」の台頭
(講談社+α文庫, G121-2)
講談社, 2006.11
- タイトル別名
-
人民中国の終焉 : 共産党を呑みこむ新富人の台頭
- タイトル読み
-
ジンミン チュウゴク ノ シュウエン : キョウサントウ オ ノミコム シンフジン ノ タイトウ
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注記
「中国「新富人」支配」(2004年刊)を一部訂正, 補章加筆のうえ, 改題し文庫化
本書に関係する中国の主な動き:p369-376 文献:p377-381
内容説明・目次
内容説明
改革・開放の中で莫大な財を成し、共産党指導部に接近、政策を左右するほどの「権力」すら手にした「新富人」による支配が始まった。深まりゆく中国社会の「断裂」。搾取や不平等がない「人民中国」はもはや幻想だ。今なお洞窟住居に住むことを強いられ極貧にあえぐ地方の村から、億単位の難民が、摩天楼の立ち並ぶ大都市になだれ込む。貧富の差、政治腐敗への不満。政権に憚ることなく、利害を剥き出しにした戦いがこの国を揺るがす。
目次
- 序章 「人民中国」の終焉
- 第1章 「上海一の金持ち」の凋落
- 第2章 不動産バブルの淵「黄金地帯」の悲劇
- 第3章 新富人「最後の晩餐」
- 第4章 新支配層の誕生と「社会の断裂」
- 第5章 都市を包囲する農民の群れ
- 第6章 胡錦涛「親民路線」の本質
- 第7章 「人民外交」との決別
- 第8章 新たな「反日」の台頭
- 終章 新富人が導く中国
- 補章 現代中国「格差」の本質
「BOOKデータベース」 より