吉右衛門の涙
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吉右衛門の涙
(ワンツー時代小説文庫)
ワンツーマガジン社, 2006.9
- タイトル読み
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キチエモン ノ ナミダ
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収録内容
- 身替わり忠義 : 忠臣蔵外伝
- 御首 : 忠臣蔵外伝
- ぬかりなき朝 : 忠臣蔵外伝
- 吉衛門の涙 : 忠臣蔵外伝
- 山賊和尚
- 恨むな吾助
- 木魚が聞こえる
- 俺たちは雑草
- 一笠一杖
内容説明・目次
内容説明
赤穂浪士による吉良邸討ち入りから十五年。四十七士のうちで、ただひとり切腹を免れた寺坂吉右衛門が久しぶりに江戸の土を踏んだ。すでに老境を迎えた吉右衛門の胸に去来する討ち入りの翌朝の出来事。そして大石内蔵助の言葉。足軽であるがゆえに死ぬことを許されなかった吉右衛門は、吉良上野介の御首を抱えて東海道を西へ駆けた—。表題作ほか、時代の荒波に揉まれながらも、逞しく生きた人々の歓びと悲哀を真摯な筆で描いた傑作集。
「BOOKデータベース」 より