オキーフの恋人オズワルドの追憶
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書誌事項
オキーフの恋人オズワルドの追憶
(新潮文庫, つ-17-10,
新潮社, 2006.12
- 上
- 下
- タイトル別名
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A lover of O'keeffe, a memory of Oswald
- タイトル読み
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オキーフ ノ コイビト オズワルド ノ ツイオク
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注記
欧文タイトルはジャケットによる
参考書籍: 下p557-560
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101361307
内容説明
忽然と消えた孤高の作家・高坂譲が、失踪前に遺した小説「オズワルドの追憶」には、連続殺人事件に巻き込まれる新米探偵・夢窓賢治の悪夢が描かれていた。担当編集者の小林は、美貌の代理人・榛名潤子とともに高坂の行方を追うが、小林にしか見えない内なる子供オキーフが現れては、彼の隠れた欲望を笑うのだった。いま、現実と虚構のパラレルワールドが、現代社会の禁じられた暗黒面を開く。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101361314
内容説明
女子高校生を狙う連続猟奇殺人は無惨にも成就し、なすすべのない私立探偵・夢窓賢治を窮地に追い込む…。作者不在で進行する小説のプロットと同一の事件が現実に起こったとき、下北沢の町は恐怖と混乱の底に沈んだ。オキーフとオズワルド、ふたつの物語を貫いて巨大な死の欲動が生起し、歴史が秘めた驚愕の事実が立ち現れる。人間の記憶の哀しみを通して、現実社会の悪夢を極めた傑作巨篇。
「BOOKデータベース」 より