古代史大逆転 : 「通説」を問い直す20の視点
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古代史大逆転 : 「通説」を問い直す20の視点
(PHP文庫)
PHP研究所, 2002.4
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コダイシ ダイギャクテン : ツウセツ オ トイナオス 20 ノ シテン
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1997年刊の増訂
Description and Table of Contents
Description
「卑弥呼は魏の策士に暗殺された」「日本府は任那を支配していない」「聖徳太子は渡来系勢力に操られていた」「在原業平は反藤原の闘士だった」—以上は、本書に収録された論考の表題である。何も奇をてらったわけではない。安易に継承されてきた「通説」に慎重な検討を加えた結果、導き出された解釈なのだ。緻密な考証とわかりやすい語り口で、日本古代史の常識に挑んだ注目の歴史読み物。
Table of Contents
- 日本列島における原人の存在は否定できない—つぎつぎと発見されるアジアの原人
- 邪馬台国以前に存在した出雲神政王国—出雲大社に大国主命がまつられている本当の理由
- 卑弥呼は魏の策士に暗殺された—邪馬台国の存在を利用した魏・晋の権力者
- 神武東征伝説にはモデルがあった—纏向遺跡をひらいた吉備からの移住者
- 秦の始皇帝と大和朝廷成立の関係—古墳はどのようにして生まれたか
- 朝鮮半島に侵攻した日本軍は存在しない—好太王碑文は「謎の四世紀」を解明できるか
- 古代文化のふるさとは百済ではなく高句麗にあった—高句麗文化をもたらした秦氏
- 日本府は任那を支配していない—日朝の史料から、古代日朝関係を考える
- 聖徳太子は渡来系勢力に操られていた—蘇我氏は渡来人だったのか
- ついに天皇陵が発掘された—竹田皇子の墓が推古天皇陵になる〔ほか〕
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