水軍国家ヤマトの誕生
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水軍国家ヤマトの誕生
(学研M文庫, . 古代を検証する ; 2)
学習研究社, 2001.4
- タイトル読み
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スイグン コッカ ヤマト ノ タンジョウ
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内容説明・目次
内容説明
最初の中国・江南の水軍が北九州に定着したのは弥生時代中期初頭の紀元前1世紀末。彼らは日本列島各地で統一戦争をひき起こし、そのなかの有力な集団が大和朝廷を建てたのは、3世紀とみられる。このように考えてくると、天皇家の先祖は高度な文化と有力な水軍とを保有する江南の豪族に行き着く。文明開化をもたらした進取の気性と、武士道に似た美意識をもつ彼ら江南の原アジア人こそ、私たちの先祖にふさわしい。
目次
- 第1章 古代宇佐の水軍—大和朝廷に従った宇佐氏の軌跡を検証する
- 第2章 瀬戸内海の道—三〜四世紀の文化の流れを検証する
- 第3章 吉備と大和朝廷—豪族と大和朝廷のかかわりを検証する
- 第4章 天照大神の誕生—出雲の神様の起源を検証する
- 第5章 大阪湾岸の繁栄—畿内の文化の跡を検証する
- 第6章 水軍、大和へ入る—大和朝廷をつくった水軍の行動を検証する
「BOOKデータベース」 より