北欧悲史 : 悲劇の国王、女王、王妃の物語

書誌事項

北欧悲史 : 悲劇の国王、女王、王妃の物語

武田龍夫著

明石書店, 2006.11

タイトル別名

北欧悲史 : 悲劇の国王女王王妃の物語

タイトル読み

ホクオウ ヒシ : ヒゲキ ノ コクオウ ジョオウ オウヒ ノ モノガタリ

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注記

クリスチーナ女王関連略年表: p47-48

マチルダ王妃関連略年表: p120

グスタフ三世関連略年表: p194-195

参考文献: p197-198

内容説明・目次

内容説明

その意思や願望に関わりなく、神の定め給うた運命に翻弄されるギリシャ悲劇的な人間物語は古今東西を問わずいたるところ無数の個人の上に見出されるものである。しかしそれが歴史時代の国王や女王や王妃である場合、それは現代とは違った悲劇の運命と様相をもたらしたのもまた当然であったろう。本書で取り上げる一七〜一八世紀北欧バルト大国(デンマーク、スウェーデン)の国王と女王と王妃の悲劇もまたそのような「人間物語」の一つである。

目次

  • 第1章 王冠を捨てた改宗の女王クリスチーナ(「北欧の獅子王」—父王グスタフ・アドルフと三〇年戦争;女王への道—クリスチーナの知性、性格。統治者の自覚;宮廷サロン文化と哲学者デカルト ほか)
  • 第2章 狂王の悲劇と王妃マチルダの悲恋(英国よりデンマーク王室へ—マチルダのホルスタイン到着;歓喜より絶望へ—凶事の予兆;ドイツ人医師ストルエンゼの登場 ほか)
  • 第3章 国王暗殺(仮面舞踏会—グスタフ三世)(政治腐敗の中で—幼少期より青年時代へ;王国の再建者—クーデタ成功;ロココの文化王—華麗なる王朝 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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