アメリカ小説の60年代 : 新しい語りの模索
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アメリカ小説の60年代 : 新しい語りの模索
海鳥社, 2006.11
- タイトル読み
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アメリカ ショウセツ ノ 60ネンダイ : アタラシイ カタリ ノ モサク
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注記
参考文献, Bibliography: 各論末
内容説明・目次
内容説明
1950年代の繁栄と平穏が一変、限りなく混迷を深めてゆく60年代。アメリカ小説界では、伝統的手法に取って代わるラディカルな文体実験が試みられた。ピンチョン、ヴォネガット、ブローティガンらの作品を取り上げ、彼らが切り開いた表現の可能性を明らかにする。
目次
- アイリス・マードックとニュー・リアリズム
- トーマス・ピンチョン—陰謀と偏執病
- ドナルド・バーセルミの「断片の手法」
- 「バーンハウス」と「モンキーハウス」のあいだ—カート・ヴォネガットとSF
- 『スローターハウス5』—戦争体験が結晶する時
- フィリップ・ロス—新バビロンでのユダヤ性
- Marry Meは果たしてロマンスか
- 『アメリカの鱒釣り』—失われたアメリカン・パストラル
- 『西瓜糖にて』—カウンター・カルチャーの中のコミューン
- The Switched Photograph of the Bride:From ‘Evangeline’ to Absalom,Absalom!
- トルーマン・カポーティの「銀の瓶」におけるハムラビ
- Where Does the Angel Look?
「BOOKデータベース」 より