アメリカ小説の60年代 : 新しい語りの模索

著者

    • 前田, 圓 マエダ, マドカ

書誌事項

アメリカ小説の60年代 : 新しい語りの模索

前田圓著

海鳥社, 2006.11

タイトル読み

アメリカ ショウセツ ノ 60ネンダイ : アタラシイ カタリ ノ モサク

大学図書館所蔵 件 / 43

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献, Bibliography: 各論末

内容説明・目次

内容説明

1950年代の繁栄と平穏が一変、限りなく混迷を深めてゆく60年代。アメリカ小説界では、伝統的手法に取って代わるラディカルな文体実験が試みられた。ピンチョン、ヴォネガット、ブローティガンらの作品を取り上げ、彼らが切り開いた表現の可能性を明らかにする。

目次

  • アイリス・マードックとニュー・リアリズム
  • トーマス・ピンチョン—陰謀と偏執病
  • ドナルド・バーセルミの「断片の手法」
  • 「バーンハウス」と「モンキーハウス」のあいだ—カート・ヴォネガットとSF
  • 『スローターハウス5』—戦争体験が結晶する時
  • フィリップ・ロス—新バビロンでのユダヤ性
  • Marry Meは果たしてロマンスか
  • 『アメリカの鱒釣り』—失われたアメリカン・パストラル
  • 『西瓜糖にて』—カウンター・カルチャーの中のコミューン
  • The Switched Photograph of the Bride:From ‘Evangeline’ to Absalom,Absalom!
  • トルーマン・カポーティの「銀の瓶」におけるハムラビ
  • Where Does the Angel Look?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ