乗っ取られた聖書
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乗っ取られた聖書
(学術選書, 020)
京都大学学術出版会, 2006.12
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ノットラレタ セイショ
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注記
参考文献: p334-[350]
内容説明・目次
内容説明
エジプトのアレクサンドリアを舞台に、当時の世界的言語ギリシア語に訳された「七十人訳聖書」成立の経緯と、この聖書が次第にキリスト教徒によって利用されていく過程を明らかにする。ユダヤ・キリスト教の基本文献の精読と、西洋古典学の多方面にわたる史料の博引旁証によって、著者は大胆な仮説を提示し、緻密に論証する。われわれが抱くユダヤ教やキリスト教についての常識的理解は、これによって見事に覆される。
目次
- 第1章 アレクサンドリアの町
- 第2章 アリステアスの書簡
- 第3章 誤解を解くために
- 第4章 こうも違う—ギリシア語訳とヘブル語テクスト
- 第5章 ギリシア語訳の一応の完成とその利用
- 第6章 イエスの登場と教会の物書きたち
- 第7章 ギリシア語訳を乗っ取られ
- 第8章 古代の重要な写本について
- 第9章 近代語訳から現代語訳へ
- 第10章 まとめてみると
「BOOKデータベース」 より