天皇帝国の軌跡 : 「お上」崇拝・拝外・排外の近代日本史

書誌事項

天皇帝国の軌跡 : 「お上」崇拝・拝外・排外の近代日本史

松沢哲成著

(東京女子大学学会研究叢書, 19)

東京女子大学学会, 2006.12

タイトル別名

天皇帝国の軌跡 : お上崇拝拝外排外の近代日本史

タイトル読み

テンノウ テイコク ノ キセキ : オカミ スウハイ ハイガイ ハイガイ ノ キンダイ ニホンシ

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注記

付: 昭和十六年十二月一日に於ける全般態制図 (1枚)

寄せ場関連年表: p323-329

内容説明・目次

内容説明

寄せ場・日雇労働者や“在日”諸民族の置かれた過酷な状況、強制連行現場の労務支配の実態などを実証的に追究・検証し、天皇帝国の差別と抑圧、排外と侵略の実相・構造を照射する。

目次

  • 第1章 天皇帝国への道—一八世紀半ば頃以降(“絶対主義的”な認識・構想・提案;「寄場」を軸に全国網の形成へ)
  • 第2章 天皇帝国の構造(枠組の形成—一八七〇年代から二〇世紀へ;寄せ場と底辺・下層労働者—一九二〇年代を中心に;日本経済のなかの「非本工」—世紀転換頃より一九三〇年代へ;「在日」諸民族の位置)
  • 第3章 膨張と内包する矛盾—一九四〇年代を軸として(寡頭制支配グループの労務政策;アキレス腱としての日雇労働者;帝国の膨張その一—歴史への遡及;帝国の膨張その二—地理的拡大)

「BOOKデータベース」 より

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