凍(しば)れるいのち
著者
書誌事項
凍(しば)れるいのち
柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2006.12
- タイトル別名
-
凍れるいのち
柏艪舎文芸シリーズ
- タイトル読み
-
シバレル イノチ
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注記
ジャケットに「柏艪舎文芸シリーズ」とあり
記述は2刷(2007.1)による
内容説明・目次
内容説明
昭和37年12月、北海道学芸大学函館分校山岳部のパーティー11名は、冬山合宿に大雪山縦走を目指した。しかし、そこから帰還したのはリーダーの野呂幸司ただ一人だった。部員10名全員遭難、死亡。かたくなに沈黙を守る野呂に対し、轟々たる非難と呪詛が集中した。その野呂が45年間の沈黙を破り、ついに今、遭難事故の全貌に迫り、その後の人生の軌跡を明らかにする—。今日の幸せを生きる我々が本書から学ぶべきは、いのちのはかなさであり、その尊さであり、その重さであるだろう。
目次
- 第1章 小さな山男
- 第2章 “学大函館”山岳部
- 第3章 冬の大雪合宿
- 第4章 凍れるいのち
- 第5章 たった一人の生還
- 第6章 死の彷徨
- 第7章 償い
- 第8章 いのちを生きる
「BOOKデータベース」 より