僭主政治について
著者
書誌事項
僭主政治について
現代思潮新社, 2006.12-2007.3
- 上
- 下
- タイトル別名
-
On tyranny
僣主政治について
- タイトル読み
-
センシュ セイジ ニツイテ
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注記
原著On tyranny 改訂増補版 (University of Chicago Press , c2000) の全訳
原著の第一部"On tyranny"を上巻とし、第二部"The Strauss-Kojéve debate"と第三部"The Strauss-Kojéve correspondence"を下巻とする
下巻の訳者: 石崎嘉彦, 飯島昇藏, 金田耕一 [ほか]
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784329004475
内容説明
シュトラウスは、ネオコンの源といえるのか?ナチズムやスターリニズムとして出現した現代の“僭主政治”—その理論的・実践的諸問題の核心に迫る思想的対決の書。古典的テキストの綿密な分析と考察(上巻)に、激烈に交わされた友人コジェーヴとの対話と書簡(下巻)を収録したシュトラウス政治哲学の輝かしき結晶。
目次
1 僭主政治について(クセノフォン『ヒエロンまたは僭主的な人』;レオ・シュトラウス『僭主政治について』;『僭主政治について』への注)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784329004482
内容説明
フランスのヘーゲル哲学者コジェーヴによるシュトラウス批判(「僭主政治と知恵」)に対して、シュトラウスが自らの立場を擁護して反論(「クセノフォン『ヒエロン』についての再説」)した世紀の大議論。「古典的合理主義の再生」をめざすシュトラウスの政治哲学が、コジェーヴとの往復書簡=対話の弁証法を通じていかに形成されたかが鮮明になる。
目次
- 2 シュトラウス‐コジェーヴ論争(アレクサンドル・コジェーヴ「僭主政治と知恵」;レオ・シュトラウス「クセノフォン『ヒエロン』についての再説」)
- 3 シュトラウス‐コジェーヴ往復書簡
- 書簡集
「BOOKデータベース」 より