財務からみる企業行動 : 資金余剰下の企業金融とコーポレート・ガバナンス

書誌事項

財務からみる企業行動 : 資金余剰下の企業金融とコーポレート・ガバナンス

林原行雄著

魁星出版 , 学燈社 (発売), 2006.12

タイトル別名

財務からみる企業行動 : 資金余剰下の企業金融とコーポレートガバナンス

タイトル読み

ザイム カラ ミル キギョウ コウドウ : シキン ヨジョウカ ノ キギョウ キンユウ ト コーポレート ガバナンス

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注記

参考文献: p172-175

内容説明・目次

内容説明

大手銀行役員およびメーカーの財務責任者の両方を経験した著者による実践的企業財務論。単に実務経験を踏まえるだけでなく、企業金融に関する諸理論を咀嚼し、また独自の実証分析を実施して、学界と実務界の接続を試みる類例のない視点を提供。2000年代における企業金融を軸に80年代と90年代と対比して企業行動を分析したユニークな日本経済論でもある。

目次

  • 第1部 企業金融をめぐる環境の変化(日本経済の変化;制度上の変化—会社法制の改正と会計ビッグバン;機関投資家の持ち株比率の上昇と企業価値経営の追求)
  • 第2部 企業金融の基礎理論(基礎理論の展開;企業金融の基礎理論—モジリアーニ=ミラーの理論(MM理論)を基点にして;MM理論以後の展開;投資と資金調達の相互作用)
  • 第3部 80年代以降の日本企業の財務行動(資本構成と資産構成の変化;企業の貯蓄・投資バランスと資金ポジション;企業収益の動向;設備投資の推移—低迷時は更新・修繕投資に集中;土地投資の推移;運転資金需要の推移;金融投資の動向;資金余剰下の企業財務についての総括)
  • 第4部 企業金融をめぐる諸問題(設備投資は何故低迷したのか;日本企業の財務政策;間接金融優位の日本の金融;資金余剰下のコーポレート・ガバナンスの確立)

「BOOKデータベース」 より

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