近世山村史の研究 : 江戸地廻り山村の成立と展開

書誌事項

近世山村史の研究 : 江戸地廻り山村の成立と展開

加藤衛拡著

吉川弘文館, 2007.2

タイトル読み

キンセイ サンソンシ ノ ケンキュウ : エド ジマワリ サンソン ノ セイリツ ト テンカイ

大学図書館所蔵 件 / 117

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p287-297

内容説明・目次

内容説明

山村は生産力の低い地域とされてきたが、江戸近郊の山間地域は、高い生産力を発揮した。「山」利用の実態、林業の生産を支える村構造を考察。自給的な焼畑農業から商品経済的な林業の成立・展開を中心に特徴を解明する。

目次

  • 序章 江戸地廻り経済と林産物
  • 第1章 武州山之根筋における寛文検地
  • 第2章 寛文検地と切替畑—武州西川地方における「山」利用と林野所持
  • 第3章 山村における近世村落の成立
  • 第4章 近世西川林業の展開過程—武蔵国秩父郡上・下名栗村を中心に
  • 第5章 山村豪農の経営構造—武蔵国秩父郡上名栗村町田家を中心に
  • 補論 林業史研究の方法—「林業の経済的構成概念」整理の意義
  • 終章 焼畑の村から炭・材木の村へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ