孤高の人
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書誌事項
孤高の人
(ちくま文庫, [せ-1-2])
筑摩書房, 2007.2
- タイトル読み
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ココウ ノ ヒト
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注記
1997年11月筑摩書房刊
内容説明・目次
内容説明
「湯浅さんは機嫌のいい時、ふっと何気なく百合子の話を口にした。(略)別れて半世紀もたった今でも、まだ百合子への愛は消えていないことを示していた」。宮本百合子との同棲でも知られるロシア文学者の湯浅芳子。毒舌と細やかな心遣い、資産家で吝嗇、一流好みで俗物嫌悪、そんな独特な個性を持つ文学者の心奥を田村俊子、矢田津世子、平林たい子、円地文子、堀多惠子らとの交流を交えて縦横無尽に描き出す。
目次
- はじめて逢った頃
- 逃げた恋人
- 軽井沢の別荘
- タクシー代
- 形見のきもの
- もらいそこねた絵
- ふるさと京都
- 俗物嫌い
- 猫の子
- 老人ホーム騒動〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より