「大正」再考 : 希望と不安の時代
著者
書誌事項
「大正」再考 : 希望と不安の時代
(MINERVA日本史ライブラリー, 18)
ミネルヴァ書房, 2007.2
- タイトル別名
-
大正再考 : 希望と不安の時代
- タイトル読み
-
タイショウ サイコウ : キボウ ト フアン ノ ジダイ
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注記
まえがき(関静雄), あとがき(大塚健洋)
参考文献: 章末
収録内容
- 英米関係と東アジアにおける日本の役割意識 : 一九二一~一九二七 / 宮田昌明 [執筆]
- 大正外交の基調 : 国際協調論と勢力範囲論 / 関静雄 [執筆]
- 大正期経済外交の視点 : 国家像の再構築 / 佐古丞 [執筆]
- 吉野作造の二大政党論 : 大正期における「民本主義」変容の一断面 / 小山俊樹 [執筆]
- ロシア革命の大正日本への影響の一事例 : 吉野作造の場合 / 広野好彦 [執筆]
- 大正期の家族と国家 : 私生児の出生をめぐって / 木下博道 [執筆]
- 長谷川如是閑の文芸作品における「ひとりもの」の問題 / 野田裕久 [執筆]
- 「愛」と「政治」 : 倉田百三と有島武郎 / 金子宗徳 [執筆]
- 大正期におけるフランス象徴主義の受容 : 富永太郎論 / 森誠一郎 [執筆]
- イタリア・ファシズム、その日本における受容と表現形態 : 「英雄としてのムッソリーニ像」の生成 "Il facsismo" nel Giapppone / 山崎充彦 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
「大正」という時代を通説とは異なったユニークな視点から、あるいはこれまで皆無であった新鮮な視点から捉えなおし、政治・文化等それぞれの分野における、その「時代の精神性」を浮かび上がらせている。
目次
- 第1章 英米関係と東アジアにおける日本の役割意識 一九二一〜一九二七
- 第2章 大正外交の基調—国際協調論と勢力範囲論
- 第3章 大正期経済外交の視点—国家像の再構築
- 第4章 吉野作造の二大政党論—大正期における「民本主義」変容の一断面
- 第5章 ロシア革命の大正日本への影響の一事例—吉野作造の場合
- 第6章 大正期の家族と国家—私生児の出生をめぐって
- 第7章 長谷川如是閑の文芸作品における「ひとりもの」の問題
- 第8章 「愛」と「政治」—倉田百三と有島武郎
- 第9章 大正期におけるフランス象徴主義の受容—冨永太郎論
- 第10章 イタリア・ファシズム、その日本における受容と表現形態—「英雄としてのムッソリーニ像」の生成“IL FASCISMO” nel Giappone
「BOOKデータベース」 より