日本近代文学と『猟人日記』 : 二葉亭四迷と嵯峨の屋おむろにおける『猟人日記』翻訳の意義を通して

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日本近代文学と『猟人日記』 : 二葉亭四迷と嵯峨の屋おむろにおける『猟人日記』翻訳の意義を通して

籾内裕子著

水声社, 2006.12

タイトル別名

日本近代文学と猟人日記 : 二葉亭四迷と嵯峨の屋おむろにおける猟人日記翻訳の意義を通して

タイトル読み

ニホン キンダイ ブンガク ト 『リョウジン ニッキ』 : フタバテイ シメイ ト サガノヤ オムロ ニ オケル 『リョウジン ニッキ』 ホンヤク ノ イギ オ トオシテ

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注記

博士論文 (早稲田大学, 2002年) を刊行したもの

内容説明・目次

内容説明

ロシア文学史上、リアリズムの成立に深く関わり、自然描写の転換をもたらしたツルゲーネフの『猟人日記』が、二葉亭四迷と嵯峨の屋おむろの翻訳を通して国木田独歩、田山花袋、島崎藤村ら自然主義作家たちの情景描写に与えた影響をはじめ、この高名な短篇集、とりわけ集中の一篇「あいびき」が日本近代文学の発展に果たした役割を詳細に解明する。

目次

  • 第1章 十九世紀ロシア文学の中の『猟人日記』
  • 第2章 二葉亭四迷と嵯峨の屋おむろ
  • 第3章 二葉亭四迷とツルゲーネフ
  • 第4章 嵯峨の屋おむろとツルゲーネフ
  • 第5章 二葉亭と嵯峨の屋が残した影響—自然主義作家と『猟人日記』
  • 終章 日本近代文学と『猟人日記』

「BOOKデータベース」 より

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