不安の書 : リスボン市に住む帳簿係補佐ベルナルド・ソアレスの
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不安の書 : リスボン市に住む帳簿係補佐ベルナルド・ソアレスの
新思索社, 2007.1
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Livro do desassossego
不安の書 : リスボン市に住む帳簿係補佐ベルナルドソアレスの
リスボン市に住む帳簿係補佐ベルナルド・ソアレスの不安の書
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フアン ノ ショ : リスボンシ ニ スム チョウボガカリ ホサ ベルナルド ソアレス ノ
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Note
翻訳の底本: António Quadros (org.), Fernando Pessoa Obra poética e em prosa, vol. 2, (Porto, Lello & Irmão, 1986) 所収の原著
著者の肖像あり
Description and Table of Contents
Description
終生、リスボンの貿易会社の仕事にたずさわりながら、もっとも先鋭的な作品をのこしたフェルナンド・ペソアは、生前ごく少数の理解者を得たにとどまり、1935年、ほとんど無名のまま47歳の生涯を終えた。没後、膨大な遺稿が徐々に刊行されるに及んで、その現代性が高く評価され、ペソアは20世紀前半の代表的な詩人のひとりと目されるようになった。1982年に刊行された『不安の書』は、ヨーロッパの各国語に翻訳され、今なお多くの読者を魅了してやまない。存在の不安、自己のアイデンティティの危うさ、生の倦怠、夢と現実の対立と交錯が、リスボン在住の帳簿係補佐の手記という形式を借りて語られた。現代世界文学の傑作とされる。本書は、1986年刊行の全集版を底本に、1999年にサンパウロで刊行されたゼニス版をも参照した完訳である。
Table of Contents
- 第1部 ベルナルド・ソアレスの序論(断章)
- 第2部 告白(生前ペソアにより刊行されたか、あるいはそのために準備されたテクスト;予め準備されたものではないが年代順に配置されたテクスト;日付のないテクスト)
- 第3部 題名のある文学的なテクスト(生前に詩人の発表したもの;年代順のもの;日付のないもの)
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