写楽を追え : 天才絵師はなぜ消えたのか

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写楽を追え : 天才絵師はなぜ消えたのか

内田千鶴子著

イースト・プレス, 2007.1

タイトル読み

シャラク オ オエ : テンサイ エシ ワ ナゼ キエタ ノカ

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注記

巻末付録: 東洲斎写楽と歌川豊国、宿命の対決 : 二人の絵師は同じ舞台をどう描き分けたのか

主な参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

彗星のごとく現われ、わずか一〇カ月で一四〇枚以上の役者絵などを残した写楽だが、「なぜ忽然と姿を消したのか?」の謎はいまだ解かれていない。版元・蔦屋重三郎との関係、時代背景などから浮上してきた浮世絵師・豊国との壮絶な闘いとは…。写楽研究の第一人者が、新たな「写楽の謎」に挑み徹底検証。

目次

  • 第1部 写楽の生きた時代(蔦屋重三郎が惚れ込んだ男;時代は田沼から松平の倹約政治へ;身代半減の処断を受けた重三郎;大評判になった歌麿の美人画だが;宿敵・豊国のデビュー)
  • 第2部 写楽を追う—どうしても写楽に会いたい(写楽に魅せられた義父の手紙;写楽はいったい何者か?;ケンブリッジ大学に渡った写楽の真実;写楽を捜せ)
  • 第3部 蔦屋重三郎が見出した男 写楽はこんな絵師だった—出端から引込みまで(本命の絵師が見つからない;五月興行始まる;強調した役者の顔の欠点;どうしても必要だった南畝の力;この大首絵には魔物が憑いている;曽我祭を契機に厳しくなった官憲の目;能舞台で培われたデザイン感覚;能衣裳の手法を生かす;弾圧の標的になった「心中物」;名優の死も商売に;一一月の顔見世興行始まる;豊国と役者絵で勝負;それでも写楽に賭けた重三郎;訣別のとき)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA80759917
  • ISBN
    • 9784872577556
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    284p, 図版[7]p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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