写楽 : 江戸人としての実像
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写楽 : 江戸人としての実像
(中公新書, 1886)
中央公論新社, 2007.2
- タイトル別名
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写楽 : 江戸人としての実像
写楽 : 江戸人としての実像
写楽
- タイトル読み
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シャラク : エド ジン トシテノ ジツゾウ
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内容説明・目次
内容説明
寛政六年(一七九四)から翌年にかけて、浮世絵界に忽然と現われて消えた画号「東洲斎写楽」。その素性についての「誰それ説」は枚挙に暇がないが、実はこの現象が過熱したのは、戦後のことに過ぎない。本書はまず、江戸文化のなかで浮世絵が占める位置を再考した上で、残された数少ない手がかりを丁寧に考証し、写楽が阿波藩士斎藤十郎兵衛であることを解き明かす。それを通じて、歴史・文献研究の最善の方法論をも示す。
目次
- 第1章 江戸文化における「雅」と「俗」—写楽跡追い前段
- 第2章 すべては『浮世絵類考』に始まる
- 第3章 斎藤月岑という人
- 第4章 『江戸方角分』の出現
- 第5章 『江戸方角分』と写楽
- 第6章 大団円
- 補章 もう一人の写楽斎
「BOOKデータベース」 より