戦争犯罪の構造 : 日本軍はなぜ民間人を殺したのか

書誌事項

戦争犯罪の構造 : 日本軍はなぜ民間人を殺したのか

田中利幸編

大月書店, 2007.2

タイトル別名

日本軍はなぜ民間人を殺したのか

タイトル読み

センソウ ハンザイ ノ コウゾウ : ニホングン ワ ナゼ ミンカンジン オ コロシタノカ

注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

一般市民に対する無差別暴力はなぜ起こりえたのか?軍の組織構造、兵士の心理、そして歴史的環境…。多角的な検証によって明らかにされる、歴史的事実と軍隊の本質とは。

目次

  • 第1章 日清戦争における日本軍の住民への加害—旅順虐殺事件から台湾植民地化戦争へ
  • 第2章 抗日義兵闘争と膺懲的討伐
  • 第3章 アムール州イヴァノフカ村の「過激派大討伐」(一九一九年)
  • 第4章 南京大虐殺事件—南京市民に対する軍暴力を中心に
  • 第5章 中国雲南省にみる日本軍の住民虐殺(一九四二年〜一九四五年)
  • 第6章 シンガポール華僑虐殺
  • 第7章 抑留者虐殺とその責任問題—「秋風」船上とカヴィエンにおける虐殺を中心に
  • 第8章 占領地民衆に対する大本営の認識(一九三一年〜一九四二年)—大本営陸軍部の命令にあらわれる「民」
  • 結論 偽りの近代からくる不安を克服するために—日本軍人と今日の日本人

「BOOKデータベース」 より

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