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武家奉公人と労働社会

森下徹著

(日本史リブレット, 45)

山川出版社, 2007.2

Title Transcription

ブケ ホウコウニン ト ロウドウ シャカイ

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Note

参考文献・参考史料: 巻末

Description and Table of Contents

Description

身分によって成り立つ近世社会には、家や集団から疎外された人たちもたくさんいた。そのなかに労働力販売で日々の糧を得る者があった。かれらには自身の肉体以外に共同で守るべき所有対象はないし、その労働もだれにでも代替できるものだった。社会の構成原理からは異質な存在ではあったが、それでも当時の社会はかれらの労働を必要とし、むしろそれに依存するものともいえた。その最たるものが武士がかかえた武家奉公人なのである。そのあり方をとおして、近世における労働社会のありようにいささかなりとも迫ってみたい。

Table of Contents

  • 身分社会と奉公人
  • 1 武士の役
  • 2 奉公人の調達
  • 3 萩城下の成り立ち
  • 4 周縁部の宿
  • 5 奉公人の結びつき

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Details

  • NCID
    BA80962535
  • ISBN
    • 9784634544505
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    101p, 図版[1]枚
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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