海を感じる時
著者
書誌事項
海を感じる時
(新風舎文庫)
新風舎, 2005.3
- タイトル読み
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ウミ オ カンジル トキ
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収録内容
- 海を感じる時
- 銀の雫滴る岸
内容説明・目次
内容説明
「…「抱いて下さい」…私は高野に向かって、りんとした声でいいきった。「ここに退部届けがあります。来週から部はやめます。だから今日、抱いて下さい」…」(「海を感じる時」)あれは愛だったのだろうか。それとも—。不安定で多感な少女期の異性体験と母と娘の対立をみずみずしい感性で鮮やかにとらえた、中沢けい十八歳のデビュー作。群像新人文学賞受賞作品。デビューから六年後に書かれた『銀の雫滴る岸』と巻末には群像新人賞受賞当時の選評・書評をあらたに併録。
「BOOKデータベース」 より