帰郷の瞬間 : 金井直『昆虫詩集』まで
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帰郷の瞬間 : 金井直『昆虫詩集』まで
国文社, 2006.11
- タイトル読み
-
キキョウ ノ シュンカン
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注記
金井直略年譜: p327-333
内容説明・目次
内容説明
本源的な生命への帰郷を透視しながら、同時に日本的な精神風土(世間)への批評を研ぎ澄まし、『無実の歌』から『帰郷』を経て、『昆虫詩集』に至る、詩人金井直の世界を解明する。
目次
- 1 金井直の詩「無実の歌」とリルケ
- 2 詩「薔薇色の夜の唄」—その追憶と瞬間
- 3 詩集『帰郷』序説—犬の像と村上昭夫
- 4 詩集『帰郷』の旅の詩想—芭蕉・朔太郎・拓次・順三郎・犀星・ヘルダーリンをふまえて
- 5 詩「帰郷1」での眺望と変容—寂滅と現実批評との形相
- 6 詩集『帰郷』と「寂しさの歌」—寂滅の批評性
- 付 房州から鵜原への旅—詩集『帰郷』の舞台を訪ねて
- 7 『昆虫詩集』の世界—宇宙的眺望の即物詩
「BOOKデータベース」 より