肖像権
著者
書誌事項
肖像権
(ユニ知的所有権ブックス, No.7)
太田出版, 2007.3
新版
- タイトル別名
-
Das Recht am eigenen Bild
- タイトル読み
-
ショウゾウケン
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注記
初版: 新日本法規出版社 1979年刊
参考文献: p286-293
内容説明・目次
内容説明
肖像権は、明文の法律による根拠はないが、判例で認められている権利である。判例によって生みだされ、今もなお形成されつつある権利といってよい。人が、その肖像・容貌・姿態を肖像本人の意に反して、みだりに撮影されたり、描かれたり、彫刻されたり、またその撮影された写真・スケッチ胸像などをみだりに公表されない権利である。本書は、我が国の肖像権あるいは肖像に関する事例について、解説を試みるものである。研究者・実務者のみならず、マスコミ、エンターテインメント関係者必読の一冊。
目次
- 序章 肖像保護は写真機の発明に始まる
- 第1章 人格権としての肖像権(肖像権とは—最高裁昭和四四年一二月二四日判決;「肖像権」という権利の内容;「肖像権」侵害にならなかった事例—撮影・掲載が是認された事例;「肖像権」侵害となる事例—無断撮影、無断掲載が違法とされた事例;肖像権とプライバシー権 ほか)
- 第2章 パブリシティ権とはどんな権利か—財産権としての肖像権
- 第3章 物にパブリシティ権があるか
- 付録 「肖像権」重要判例(警察官によるデモ行進撮影行為の適法性と肖像権—京都府学連事件;肖像権侵害の新基準・イラスト画の新基準—法廷内被告人イラスト画事件;パブリシティ権の承認—マーク・レスター事件;パブリシティ権による差止—おニャン子クラブ事件;パブリシティ権の書籍への適用—キング・クリムゾン事件 ほか)
「BOOKデータベース」 より