書誌事項

憑依の近代とポリティクス

川村邦光編著

(日本学叢書, 1)

青弓社, 2007.2

タイトル読み

ヒョウイ ノ キンダイ ト ポリティクス

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注記

参考文献: p195

内容説明・目次

内容説明

「神がかり」「憑く」などの言葉で表される心身状態である憑依は、近代日本では豊かな宗教的・儀礼的意味を剥ぎ取られ、狂気や精神異常として生活世界から駆逐された。憑依が統制・弾圧の対象になっていく歴史的な変容をたどり、その文化的・社会的な抗争の内実に迫る。

目次

  • 第1章 近代日本における憑依の系譜とポリティクス
  • 第2章 歴史の記述と憑依—飯降伊蔵の「おさしづ」と親神共同体をめぐって
  • 第3章 明治期日本の知識人と神智学
  • 第4章 憑依が精神病にされるとき—人格変換・宗教弾圧・精神鑑定
  • 第5章 巫者の平和学—沖縄の霊的感受性と「死をふまえた平和の知」
  • 第6章 憑依を肯定する社会—沖縄の精神医療史とシャーマニズム
  • 第7章 憑依と演劇—メディアの向こうの「なまなましい」身体をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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