知られざる森田療法 : 日仏交流の軌跡
著者
書誌事項
知られざる森田療法 : 日仏交流の軌跡
北樹出版, 2007.2
- タイトル別名
-
La thérapie de Morita inconnue : trace de vingt années d'échanges franco‐japonais
- タイトル読み
-
シラレザル モリタ リョウホウ : ニチフツ コウリュウ ノ キセキ
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注記
後半は仏訳
文献あり
内容説明・目次
内容説明
本来、森田療法は知性による理解を超えるものである。知的接近を棄て去るところにこそ、療法の真髄がおのずから現出する。知ろうとする者には知るべくもない不可知性が、この療法の本質にあると言ってよい。そういう意味でも、森田療法は「知られざる」療法なのである。答えは別のところにある。蘇東坡の詩に曰く、「廬山は烟雨、浙江は湖。未だ到らざれば千般恨み消せず。到り得帰り来たれば別事無し。」ここに言う別事なしという体験こそが、知性を媒介としない格別の境地なのである。本書は、そんなことをフランス人に伝えたくて試行錯誤を重ねている一頭の牛の、足跡のような軌跡である。
目次
- 1 森田療法と精神分析—パリにおける研究会議についての報告
- 2 精神療法における「主体」の問題—森田療法的立場からの発言
- 3 「メンタル・ヘルス」の彼岸での治癒—森田療法とあるがままの生活
- 4 森田療法に対するベルクソンの哲学の影響について
- 5 スピリチュアルないたみと森田療法
- 6 森田療法の中にある禅仏教
- 7 知られざる森田療法
「BOOKデータベース」 より