「異説」もうひとつの川中島合戦 : 紀州本「川中島合戦図屏風」の発見
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「異説」もうひとつの川中島合戦 : 紀州本「川中島合戦図屏風」の発見
(新書y, 170)
洋泉社, 2007.3
- タイトル別名
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異説もうひとつの川中島合戦 : 紀州本川中島合戦図屏風の発見
- タイトル読み
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イセツ モウ ヒトツ ノ カワナカジマ ガッセン : キシュウボン カワナカジマ ガッセンズ ビョウブ ノ ハッケン
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注記
主な参考文献: p193-195
内容説明・目次
内容説明
今回発見された「屏風絵」には、通説とは違って謙信・信玄が川の中に馬を乗り入れ、共に太刀を振るう姿が描かれている。さらに細部を検証すると、白兵戦の中で、謙信側の一人の武将が、悠然と陣を構えている姿がある。この屏風絵の中でも、別格扱いの武将は一体誰か?その武将の子孫が、後に紀州徳川家に軍学者として仕官し、殿様・頼宣のもとで、通説とは異なる上杉勝利の「屏風絵」を作ったという。通説が正しいのか?紀州本「川中島合戦図屏風」の説が正しいのか。
目次
- 第1部 紀州本「川中島合戦図屏風」を読み解く(不思議な「川中島合戦図屏風」;一騎打ち図像から典拠を探す)
- 第2部 軍師から軍学者へ、宇佐美一族の虚と実(謙信軍師・宇佐美定行の発見;親子の軍学者、その正体を暴く)
- 第3部 殿様と軍学者の「戦国合戦研究」(紀州の殿様と軍学者が取り組んだこと;殿様はなぜ戦国合戦を「研究」させたのか?;「越後流軍学」の末路)
「BOOKデータベース」 より