書誌事項

死に至る会社の病

大塚将司著

(集英社新書, 0382A)

集英社, 2007.3

タイトル別名

死に至る会社の病 : ワンマン経営と企業統治

タイトル読み

シ ニ イタル カイシャ ノ ヤマイ

大学図書館所蔵 件 / 82

注記

参考資料: p258-261

内容説明・目次

内容説明

人間と同様に法人である会社も病気に罹ります。その病名は「ワンマン経営者」といい、会社は私物化され、破綻に追いやられます。さらに「ワンマン経営者」は会社を破綻させるだけでなく、その国の経済はもちろん、世界経済にまで悪影響を及ぼしたりします。本書では、会社誕生の原点にまでさかのぼり、会社という組織の抱える本質的な問題点を点検するとともに、欧米での「企業統治」の議論などにも目配りし、会社のこの病気への処方箋を探っていきます。

目次

  • プロローグ 会社には病気がある
  • 第1章 「死にいたる病」、それは「ワンマン経営者」
  • 第2章 エンロン、ワールドコム、そしてライブドア
  • 第3章 株式会社制度の現在—英米モデルと日本
  • 第4章 株式会社の起源から点検する
  • 第5章 準則主義の確立、専門経営者の登場
  • 第6章 アダム・スミス、マルクス、ウェーバーの株式会社観
  • 第7章 コーポレート・ガバナンスへの試行錯誤—米国のケース
  • 第8章 “先進国”英国を襲った不祥事の嵐
  • 第9章 大恐慌依頼の大改革、企業改革法
  • 第10章 内部統制システムの構築
  • 第11章 ドイツに及ぶ改革の波
  • 第12章 迷走する日本の制度改革
  • エピローグ 株主、従業員、消費者の視点でチェック体制確立を

「BOOKデータベース」 より

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