バール、コーヒー、イタリア人 : グローバル化もなんのその
著者
書誌事項
バール、コーヒー、イタリア人 : グローバル化もなんのその
(光文社新書, 296)
光文社, 2007.3
- タイトル別名
-
バールコーヒーイタリア人 : グローバル化もなんのその
- タイトル読み
-
バール、 コーヒー、 イタリアジン : グローバルカ モ ナンノソノ
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注記
引用文献: p231-234
内容説明・目次
内容説明
バールとは何か?単にお酒を提供するカウンター形式の店でもないし、喫茶店とも少し違う。コーヒー(エスプレッソ)に軽食でも大丈夫なら、お酒におつまみでもかまわない。気軽に入れる立食中心の店で、時にケーキ屋やジェラート屋、タバコ屋、トトカルチョ屋、コンビニにも化ける。そんなバールが、人口五八〇〇万の国に、個人経営の店を中心に一五万五六〇九軒も存在する(二〇〇六年)。そして、イタリア人の九八パーセントがバールを利用し、外食費の三分の一をも投じている。イタリアの象徴、そして、スタバ化、マクドナルド化に抗う最後の砦としてのバールの魅力を、書き尽くす。
目次
- 第1章 イタリアのバールとは?
- 第2章 バールをめぐる大疑問
- 第3章 わがままな注文が、ファンタジーを育てる
- 第4章 一杯飲み屋としてのバール
- 第5章 みんな違って、みんないい、地方色の豊かさ
- 第6章 イタリア人がコーヒーを手にするまで
- 第7章 コーヒーをめぐるおもしろ名言集
- 第8章 コーヒーの経済学
- 第9章 イタリアのバールに学ぶ、グローバル時代の航海術
「BOOKデータベース」 より