人麻呂の悲劇 : 「人麻呂・赤人同一人説」殺人事件 : 長編推理小説・書下ろし
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人麻呂の悲劇 : 「人麻呂・赤人同一人説」殺人事件 : 長編推理小説・書下ろし
(カッパ・ノベルス)
光文社, 1991.9
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- タイトル読み
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ヒトマロ ノ ヒゲキ : ヒ トマロ アカヒト ドウイツニンセツ サツジンジケン : チョウヘン スイリ ショウセツ カキオロシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784334029449
内容説明
文芸編集者笹谷美緒のもとに、覆面作家飛鳥彰から、柿本人麻呂の秘密をめぐる週刊誌連載の話が持ち込まれた。鼎談形式の連載を希望する飛鳥は、彼の唯一の代理人、北川利晴を通して、美緒を鼎談メンバーに指名してきた。さらに、二十四年前に十和田湖畔のホテルに遺言を残したまま失踪したベストセラー作家、山岡竜一郎捜しに協力してほしいとの要請があった。突然の指名に戸惑いながらも申し出を受けた美緒は、飛鳥の仕事場を訪ねるが…。飛鳥彰の正体に驚愕する美緒、飛鳥は、柿本人麻呂・山部赤人同一人説を語り始めるが。そして奇怪な殺人事件の発生!歴史の秘密と人気作家失踪事件の謎とを追った著者渾身の書下ろし長編推理小説力作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784334029456
内容説明
覆面作家飛鳥彰の週刊誌連載『人麻呂の秘密』が開始されると、山岡竜一郎に関するいくつもの情報が編集部に寄せられた。その中で、自分が山岡竜一郎だと名乗る男が現われ、「もし自分をこれ以上捜そうとすれば悲劇が起こる」という言葉を残した。二十四年前に自殺したと思われた山岡は生きているのか。笹谷美緒と恋人の黒江壮は、勝部長刑事の協力を得て、山岡の失踪の謎と電話の男の行方を追うが…。意外な人間の扼殺事件が待っていた。意表をつく展開、二十四年間にわたる巨大な犯罪構図、ドンデン返しの妙。推理小説の秀逸さと、古代史の謎への鋭い切り込みとが、見事に融合。著者会心の書下ろし長編推理小説大作の白眉。
「BOOKデータベース」 より