鑑真和上故国の土を踏む : 前進座中国公演の足跡
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鑑真和上故国の土を踏む : 前進座中国公演の足跡
(草の根ビジュアル, 4)
草の根出版会, 2007.2
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ガンジン ワジョウ ココク ノ ツチ オ フム : ゼンシンザ チュウゴク コウエン ノ ソクセキ
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Description and Table of Contents
Description
井上靖原作の「天平の甍」の舞台は、二〇〇二年五月に国立劇場で上演した。それは日中国交正常化三〇周年、鑑真和上渡日一二五〇年を記念してのもの。公演は好評を得て、「鑑真和上を里帰りさせよう」との話が起こり、尿窒両国の関係諸機関、友好を願う多くの人々の協力はもちろんのこと、さまざまな難関をのり越えて実現した。本書では、前進座の三次にわたる中国訪問公演の軌跡とそこで派生した事件などをおりこんで綴られる。とくに二次訪中公演の一九六六年はプロレタリア文化大革命の激動期と重なり、前進座は中国の覇権主義に少なからぬ影響を受けた。今回の公演はそれから三七年ぶりであった。
Table of Contents
- 三七年ぶり三度目の中国公演
- 朱海慶君と私
- 文化大革命の下での公演
- 河原崎長十郎と中村翫右衛門
- 「天平の甍」初演の頃
- 鑑真の心にふれて再演
- 超強行軍の中国取材
- 鑑真と大明寺
- 船出の地、張家港市黄泗浦
- 寧波へ、そして上海
- 上海から北京へ
- 「天平の甍」と團伊玖磨さん
- 新しい「天平の甍」上演へ
- 国立劇場での開演
- 「天平の甍」中国公演
- 鑑真和上 故国の土を踏む
- 鑑真和上に帰国報告
- 「天平の甍—鑑真東渡」中国公演団員
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