倚りかからず
著者
書誌事項
倚りかからず
(ちくま文庫, [い-32-2])
筑摩書房, 2007.4
- タイトル読み
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ヨリカカラズ
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注記
茨木のり子著作目録: p134-136
1999年10月筑摩書房より刊行されたものに「球を蹴る人」「草」「行方不明の時間」の3篇を増補したもの
内容説明・目次
内容説明
「もはや/いかなる権威にも倚りかかりたくはない/ながく生きて/心底学んだのはそれぐらい/じぶんの耳目/じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある/倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ」。強い意志とナイーヴな感受性によって紡ぎだされた詩集『倚りかからず』に「球を蹴る人」「草」「行方不明の時間」の詩3篇と高瀬省三氏のカット16点を添えて贈る瀟洒な一冊。
目次
- 木は旅が好き
- 鶴
- あのひとの棲む国
- 鄙ぶりの唄
- 疎開児童も
- お休みどころ
- 店の名
- 時代おくれ
- 倚りかからず
- 笑う能力
- ピカソのぎょろ目
- 苦しみの日々 哀しみの日々
- マザー・テレサの瞳
- 水の星
- ある一行
- 球を蹴る人
- 草
- 行方不明の時間
「BOOKデータベース」 より